「あずきの声をきけ
時計にたよるな
目を離すな
何をしてほしいか
あずきが教えてくれる
食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべ
美味しゅうなれ
美味しゅうなれ
その気持ちがあずきにのりうつり
美味しいあんこができる」
朝ドラ「come come everybody」で、ヒロインのおじいちゃんが、小豆を煮る時に弟子に伝えていたセリフです。
おじいちゃんからお父さん、お父さんからヒロインへとその心は受け継がれ、あずきを煮るたびにその言葉を口にします。
そこに美味しいあんこを作る本質があるのだなぁと納得して、コーヒーの焙煎と通じるところがあることをしみじみと感じます。
コロナ禍の影響で、例年より少し遅れていた中米のニュークロップ(新豆)が続々と入荷しています。
品評会受賞豆のCOE(カップオブエクセレンス)も少しずつ入ってきています。
当店でも、発売と同時に完売してしまったコロンビアCOEに続き、コスタリカCOEとニカラグアCOEを販売予定です。グアテマラCOEやブラジルCOE、ブルンジCOEなども今後入荷したいと目論んでいます。
グァテマラやブラジル、コロンビアなど定番にしているコーヒーは毎年同じ農園の同じ品種を仕入れているのですが、それでもニュークロップ豆(新豆)はそれまでの豆と少し違ったりします。香りが強かったり、艶っぽかったり・・。ですから、ニュークロップになって初めての焙煎はどんな豆でも少し緊張します。COEの初焙煎となればなおさらです。豆の変化から目を逸らさず、耳を近づけ音を聞き、美味しゅうなれ美味しゅうなれと念じながら焙煎します。いい香りが部屋中に充満し、そして、さらに香りが1ランク上がった瞬間に火を止め冷却機に豆を放出。今日も店内にはコーヒーのいい香りが充満しています✨
Come come everybody♪
ニュークロップの美味しいコーヒーとともにお待ちしております😊